TOP >> 活動報告・案内 >> 公開行事 >> 2012年2月25日 連合赤軍殉難者追悼の会

2012年2月25日 連合赤軍殉難者追悼の会

2月25日の追悼会は、時おり冷たい雨の降る冬空の下、80名弱の人々の参加を得て開催されました。
10名あまりの関係者の発言は、みな印象的で心に沁みるもので、参会者は集中して聞き入りました。

40周年追悼会 厳粛に挙行

連合赤軍事件から40周年を経た2月25日、全体像を残す会は追悼会を開催しました。
今年は、このほかに5月13日に、連合赤軍だけでなく、1970年前後の民衆の叛乱の時代を振り返るシンポジウムを開催する予定です。この日の集会は、80名弱の参加を得て、無私の活動の末に若くして亡くなった人たちの追悼を主題として、厳粛な雰囲気のうちに執り行われました。
会の冒頭、全員で黙祷をささげた後、10名あまりが発言しました。
発言内容は、全文「証言」9号に掲載しました。

なお、追悼会は昨年の「永田洋子を送る会」同様、メディアにも公開され、放送、新聞、通信社各社による取材が行われました。
(2012.04.23追記)



参加の呼びかけ

 連合赤軍事件から長い歳月が過ぎ去り、遺族の方々は四一回忌を迎えています。
 同志、友人、事件に関心を持つ心ある人々も、犠牲となった人たちを偲び、改めて事件の重さに想いを致していることと思います。
 9年前に私たちは「連合赤軍殉難者追悼の会」を開催しました。今年は事件から40周年にあたり、再び追悼の会を行います。
 こんなに長い年月が経っても、事件は人々の記憶から去らないだけでなく、むしろますます深い関心を集めています。映画「実録・連合赤軍」(若松孝二監督)が多くの観客を集め、漫画「レッド」(山本直樹)は文化庁の賞を受賞しました。
 このことは事件がすでに「歴史」の領分に属していることを実感させました。
 長い歳月がたち、遺族と関係者に物故者も多くなった時点で開催する今回の追悼会は、おそらく多くの人たちが参加できる最後の機会となるでしょう。
 関係者の皆様の御参加をお願いいたします。
                                 連合赤軍事件の全体像を残す会
                                                  植垣 康博
                                                  金  廣志
                                                  前澤 虎義
                                                  雪野 建作
 2012年1月15日

日時:2012年2月25日(土曜日) 
    午後5時45分開場、6時開会
場所:東京しごとセンター 5階セミナー室
   飯田橋駅から JR中央・総武線「東口」より徒歩7分
          都営地下鉄大江戸線・東京メトロ有楽町線・南北線「A2出口」
          より徒歩7分、東京メトロ東西線「A5出口」より徒歩3分
地図
  ※資料・花代として1,000円を受付でお支払い下さい。

●取材を希望されるメディアの方へ
事前に下の「お問合せ」より、氏名、所属、Eメールアドレス、電話番号をお知らせください。
所定の制限に従っていただきますが、取材は可能です。

●平服でいいの?
という問合せがありました。
故人を悼むという会の趣旨に反しないものであれば、平服でかまいません。(2月16日追記)

●一般の人でもいいの?
との問合せもありました。
40年前に酷寒の山中などで亡くなった青年たちを悼む心があれば、関係は問いません。どなたでもお越しください。
(2月16日追記)