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2011年4月、5月の例会

吉野さんの原稿を朗読

 4月と5月の例会では、「氷の城―連合赤軍事件・吉野雅邦ノート」の著者の大泉康雄さんを招き、無期懲役で千葉刑務所に服役中の吉野雅邦さんが執筆中の原稿を朗読し、皆で聴きました。

 大学での運動など初期の経緯は省き、柴野さんが射殺された1970年末の交番襲撃事件のころから、印旛沼で二人の仲間を「処刑」するところまで、吉野さん渾身の告白に、皆、息をのんで聞き入りました。これまでのどの著作とも異なる率直で真摯な心情がうかがわれる内容で、語られる内容の深刻さもあいまって、朗読が終わってからもしばらく、声が上がりませんでした。
 今後、さらに書き加え、公刊される予定とのことです。
(雪野)