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証言 連合赤軍(10) 浅間山荘四十周年シンポジウム

2012年5月13日に開催された「シンポジウム 浅間山荘から四十年 当事者が語る連合赤軍」の全記録です。
─2012年8月2015日発行

目次

浅間山荘から四十年 当事者が語る連合赤軍参加の呼びかけ…… 2
パネリストのプロフィール…… 4
第一部 映像でふりかえる…… 8
第二部 当事者世代が語る…… 9
 左翼のトラウマ・連赤事件を総括して運動の力に…… 10
 人を内側から捕まえる共同性の原理をいかに超えるか…… 12
 今や保守派も含め日本が連合赤軍化している…… 16
 「総括」をためらいつつも受け入れていく自分があった…… 20
 「総括」は脱落者を始末する考えが本質にあったのでは…… 23
 死ぬ気でいたから、他人に死を強制するためらいが薄れた…… 24
 武装闘争を支持していたことにこそ責任を感じる…… 26
 当時の行動様式と武装の間には距離があった…… 27
 国際的規模で見たとき、武装闘争には永続性があった…… 30
 新左翼は人間に対する期待度が高すぎる…… 33
 連赤は革命的敗北主義で名を残せなかったのが悔やまれる…… 36
 前段階武装蜂起に具体的なイメージがわかなかった… 39
第三部 連合赤軍事件が残したもの…… 42
 後世に教訓を伝えたい…… 43
 連赤事件の本質をまとめることなどできない…… 45
 連赤事件を日本的市民社会に回収する危さ… 49
 我々の中にもオウム事件のような相互作用があった… 53
 やはり森・永田にこそ責任があるのか… 55
 やっぱり、「やめよう」とは言えなかったのか?… 59
 革命戦争の具体像はあったのか…… 64
 なぜ逃亡せずに山に戻ったのか…… 69
第四部 若い世代にとっての連合赤軍…… 73
 連赤事件は「言葉」が暴走した事件だったと思う…… 74
 将来、史実として連赤事件が語られるようになる…… 77
 連赤事件が今の「生きづらさ」につながっている…… 80
 植垣さんや鈴木邦男さんは「届く言葉」を持っている…… 85
 本当に社会を変えられると思っていたのか?…… 89
 みんな動機は善意からだった…… 94
 殉難者と生き残った人の境界線はなかった…… 96
 皆が善意だと思っていることが本当の悲劇を生む…… 98